背景透過アプリの「縁のなじませ」は実際にどう計算されているか

透過は「1枚のマスク」への累積で管理される

背景透過アプリの内部は、元画像とは別に、画素ごとに0〜255の数値を持つ「マスク」を1枚保持する仕組みになっている。255はそのまま不透明、0は完全に透明を意味する。単色を指定して消す・マジックワンドで一括消去する・指でなぞって消す、といった複数の操作は、すべてこの1枚のマスクを「さらに削る」形で累積し、元の画像データ自体は書き換えない。

フェザー(縁のなじませ)は線形補間

輪郭をぼかす「フェザー」機能の計算式に、しきい値30・フェザー幅20という条件で実際に数値を入れて確認した。基準色との色距離が30以下の画素は係数0(完全透過)、50以上は係数1(不透明)になり、その間の35・40・45では、それぞれ0.25・0.50・0.75という具合に段階的に変化する。つまり境界をくっきり切り抜くのではなく、しきい値からしきい値+フェザー幅までの範囲で不透明度を直線的に変化させることで、輪郭に半透明のグラデーションを作っている。