通知は、開かなくても注意を奪う
勉強に集中しようとしていても、スマホの通知が1つ来ただけで気が散ってしまい、なかなか元の集中状態に戻れないことは少なくありません。
通知の影響は、実際に画面を開いて内容を読んだ時間だけでは測れません。心理学の実験では、通知音や振動を認識しただけで、それまで進めていた課題の成績が低下したという結果が報告されています。つまり「見なければ大丈夫」ではなく、通知が来たと気づいた時点で注意の一部が持っていかれてしまうということです。
全部切る前に、例外を設計する
根本的な対策は、勉強している間だけ通知そのものを止めてしまうことです。スマホのおやすみモードや機内モードを毎回手動で切り替えるのは面倒ですが、勉強タイマーの「おやすみモード」機能を使えば、タイマーを起動するだけで自動的に通知を抑制できます。
これにより「通知を見ない」という意思の力に頼らず、そもそも通知が来ない環境を作れるので、集中の継続がぐっと楽になります。ただし、家族からの緊急連絡など、本当に必要な通知まで完全に止めてしまうと不安になる場合もあるため、特定の連絡先だけ通知を許可する例外設定と組み合わせるのが現実的です。
音楽を聴きながら勉強したい場合でも、音楽アプリの再生は止めずに他の通知だけを抑制するといった使い分けができるのも便利なポイントです。