昔の「1時間」は季節で伸び縮みした
昼を日の出から日没まで12等分すると、夏の昼の1時間は長く、冬は短くなります。夜も同様です。この不定時法は、正確な機械時計より太陽の位置と生活が中心だった社会では自然な区切りでした。
夜の時刻は星の出現を使って数えられました。古代エジプトの星時計では、特定の星群の移動が夜を区切る手がかりになりました。
天文学が均等な時間を必要とした
天体の位置や現象を比較するには、季節で変わらない時間が便利です。ギリシャの天文学者は昼夜を通じた均等な時間を計算に使い、後の機械式時計がそれを日常へ持ち込みました。
24という数は2、3、4、6、8、12で割り切れます。1日を半分、3分の1、4分の1に分けやすい点も、時間割や見張りの交代に適しています。
正午から数える時計もあった
時刻の起点は文化や用途で異なり、日没、日の出、正午から日を数える方式がありました。現在の深夜0時を境にする24時間制も、多数ある可能性の一つが国際的な慣習になったものです。